自分の枠を超えた日

声を大きくしたいと
半年前に始めた
ヴォイストレーニングの発表会。

ちいさな頃から母からは
ウチの家族はみんなオンチ
↑じゃないのに
だと言われ
人前で歌うことが
嫌だった。

出っ張ったら打たれる
ことばかりだったから
隅っこに隠れていた。

内気な性格で
小さな声で
滑舌が悪くて
そんな自分がイヤだった。
10代から
不定愁訴に悩まされ
猫背の弱々しい姿だった。

だから、
いろんな民間療法を
うけていた。

 

30歳になった時
自分の顔に
責任を持とうと決めた。

精神的に自立できたのだと
思えたのは
心の引っかかりが取れてから。

 

目に見える世界が変わった。

 

それからは順調に
家庭を築いてた矢先。

突然の別れから
天から見放されたと
絶望して
すっかり力を失っていた。

 

やっと、本物の手技に出会い
カラダが劇的に良くなって
快適さと心地良さを知った。

カラダが安定してきたら
声を使って表現したくなった。

人間はみんな
同じカラダの構造を
しているんだから、
使い方が分かれば
出来ると思えてきて。

 

大きく呼吸をして
脚の裏からの力を胸に送って
息を送り出す。

全身を使って
歌を通して
想いを伝えることをはじめた。

今まで知らなかったよろこび。

わたしの声を
聴いてもらいたかったの。

 

子供のころの私が
そう言っていたんだって
今気づいた。
私を応援して
支えてくれる人がいる。

 

人のあたたかさに
助けてられて
自分の枠を超えた日。
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AIのStoryは
闇から救い出してくれた人への感謝と
今度は私のあなたを守って
やさしい陽の照らす場所へゆこうという歌

Silvaのwater,flowerは
花、香り、水、色、愛、夢、悦び、微笑み…
色彩豊かな情熱的な恋の歌