より良い現実は、葛藤を乗り越えた先で待っているはず

 

YouTubeでの施術動画が公開される直前のことだった。

離別していた父の訃報を知ってから、実家のアルバムを全部見に行った。

少しだけの、兄と弟と戯れている写真。

 

おばあちゃんと叔母と従兄弟。

家業の住み込みの社員である、お兄さんお姉さんたちと、遊んでいる写真。

家族5人が揃った写真は、見つからなかった。

 

 

わたしのアルバムに入っていなかった、父に抱かれて笑っている幼い頃のわたし。

 

ずっと無意識に、封印していた子どものころのことが、アルバムの中にあった。

 

 

 

父への想い、母への想い

大人になって親になって分かる気持ち

 

真っ暗な幼い時の思い出に、昔の想いに魔法がかかったみたいに、温かく色味が差し込んできた。

ふくよかで安らかな屍に、安らかなお顔に別れができた。

 

 

今が、両親との和解の時だと、無理なく自然に思えた。

 

潜在意識での親への気持ちが、影響すると言われていること。

 

それは、今ある現実の根源。

 

父親は、社会

「仕事、お金、権威」につながる

母親は、家庭

「家族、愛情、人間関係」

お母さんとは、他者と愛情を通わせ、絆を結ぶ人。

 

 

子どもの頃から、両親は不仲で年々エスカレート、わたしは日々恐怖と緊張の中で暮らしていた。

 

父は、わたしが中2の寒い冬の朝に、出て行った。

 

父のことも母のことも、複雑な思いでいたけれど、今わたしは大人で母親で仕事をしていて成長したから、その大人の事情や気持ちが理解できるようになってきた。

 

4年前に父がFacebookでわたしを見つけてくれて、娘たち孫と夫と共に、積もる話ができた。

苦労はしたけど、今は笑顔で話す気のいいお爺さんだったから、わたしはうれしかった。

 

ずっと母は、家族と会社を守り支えてくれてきた。

母は父親役をやってきて、母性まで考える余裕がなかったのだと思う。

 

けれど、親と兄弟とみんな家族はギクシャクながら、周りの大人たちが助けてくれてわたしたち大きくなった。

 

まだまだ、母とわたしの関係もすんなりとは行かないけれど、嫌な気持ちになってしまってもわたしが出来ることを淡々と続けてきて、少しずつ関係は良くなってきたように思える。


 

 

潜在意識下に溜まった、幼い頃の怒りやわだかまり、

ネガティブな感情を、自分の心の中で手放す。

 

すると、もっと先の段階へ行くための扉が開く。

 

星周りからもわたしは、無意識が根本的にジワジワと変革される8年目のタイミング。

 

何となくすんなりと、親や兄弟との関係性が、これからより良い方向に向かうような気さえする。

 

 

 

ずっとリウマチで辛かったお父さん、この世のお役目を終えて、痛みから解放されて身軽になった。

お通夜の時に、父の兄弟はみんなリウマチだと知った。

 

父の実家の家業は、身体の解毒治療を行う吸い玉カッピング療法の治療院を営んでいた。

 

わたしは、そちらの血を引いたのかもしれない。

 

 

リウマチは自己免疫疾患、その原因は重金属。

わたしたち家族のギクシャクも、本当はそこが根源かもしれない。

 

 

それが原因で、どこかで誰かの幸せが奪われていたとしたら、悔しくて悲しくて仕方ないから。

 

重金属の解毒をすることで、わたしが体験した数々の不調や病気も、本当は健康で楽しく生きるはずだった人たちの人生も、これからの人たちも、地球上の生き物や自然も本来の生き方が出来たら。

 

 

まだまだいつもすぐにとはいかないけれど、こうしてはっきりと頭の整理をして、その記憶を取り出して、文章に出来たことは奇跡的。 

 

6年前に発症したリーキーガット から、わたしの脳の短期記憶は壊れていて、いまやっとその脳を汚染していた有害金属の解毒と修復を終えた。

 

頭に霧がかかったようなブレインフォグは、まるで鬱病の時のような、真っ暗な闇からずっと這い上がれないような、先の明かりが見えない辛いものだった。

 

202312 お父さんが天へ戻った時、昭和のわたしたち家族の歴史が昇華して、新たな時代に入ったような変化を感じた。

 

きっと、みんな良い方向に向かっていく。

 

 

お父さん、長い間、お疲れさまでした。

次世代に繋げるために、わたしはこれからお役目のために動き出していきます。

どうか、天国で見護っていてくださいね。  

 

2023年1月2日 父 86歳没 祈りを込めて

 

 

 

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